DIY初心者でも簡単!「貼りレンガ」の魅力!貼り方・使い方・メリット
はじめに
みなさんこんにちわ!
神奈川県横浜市旭区の造園会社(株)グリーンプランニング(グリプラ)が定期的に掲載しているグリプラコラムです。
当コラムでは、実際にお客様から寄せられたお悩みを基に、お庭に関するお悩みを解決するべく書かせて頂いております。
今回のテーマは「貼りレンガ」をテーマに、「貼りレンガの貼り方やメリット」についてコラムを書かせて頂きたいと思います。
ガーデニングやお庭の外構をする上で欠かせない「レンガ」。
様々な形で活用が出来て、施工方法さえ分かれば自分でも施工できちゃうのがレンガの魅力の一つ。
しかし、レンガを自分で施工するには多少の知識と労力を必要とします。
※レンガについては以前書いた記事がこちらにございます。
そんな中で、レンガを使いたいけど、、、
もっと手軽で簡単な方法はないかしら。。
こんな方もたくさんいらっしゃると思います!
そんな方にお勧めできるのが「貼りレンガ」です!
最近ではDIYで「貼りレンガ」を使用する方も増えてきています。
以前の記事でも最後に軽く触れましたが、今回はもっと詳しく書いていきたいと思います。
この記事がお庭に関してお困りの皆様の役に立てがと思います!
それではよろしくお願いします。
この記事はこんな方にオススメ!
・レンガ調を家や庭に取り入れたい!
・貼りレンガのメリットが知りたい!
・DIYで貼りレンガを使ってみたい!
「貼りレンガ」とは?
貼りレンガとは、、、
普通のレンガが”積んで”使用するのに対して、貼りレンガは”貼って”使用します。
貼って使用するために薄く加工されたレンガの事を「貼りレンガ」と呼びます。
このように薄く加工されているのでとても軽く、レンガとは違って壁に貼っても重みで落ちることはありません。
イメージとしては”レンガの見た目をしたタイル”が近いと思います。
実際に「タイルレンガ・レンガタイル」なんて表記で販売されている事も多いです。
貼りレンガのメリット
貼りレンガにはメリットが沢山!
それでは貼りレンガのメリットについて解説したいと思います。
誰でも簡単にDIY感覚で使用できる
貼りレンガの一番の魅力は「施工が簡単」という点に尽きると思います。
基本的には貼るだけなので、特に難しい作業も無く、誰でも気軽にDIYできます。
手軽にレンガ調の雰囲気が出せる
普通のレンガであれば、モルタルを用意して、レンガを積んで、目地を入れて、拭いて。などの工程を必要としますが、
貼りレンガでは貼るだけ。で手軽にレンガの雰囲気が出せます。
また、ヨーロッパの家のような全面レンガの壁にしたい場合、積むのは相当大変ですが、貼りレンガは既存の壁に貼るだけです。
費用も安い
貼りレンガは比較的費用が安いです。
例えば、ビバホームのオンラインショップを見ると、10枚入りで¥398で売ってます。
一般的なレンガでも安くて一個¥90ほどなので、比較してもかなり安いですね。
また、施工する際の費用も基本的には接着剤だけなのでかなり抑えられます。
加工も簡単
普通のレンガを割ったり加工しようと思ったら、電動サンダーを用意してカットして。。等の手順を踏まなければいけませんが、貼りレンガは簡単に割ることが出来ますので、加工も簡単です。
割りたいところに、タイルカッターなどで跡をつければ簡単に割れます。
貼りレンガの貼り方・使い方
貼りレンガを施工する上で必要なものはこれだけです。
・貼りレンガ
・接着剤(強力な物)
接着剤に関しては、屋内用なのか、屋外用なのか、どこに貼るのか。を注意した上で選びましょう!
手順
①レンガを貼る箇所を綺麗にする。※意外と重要です。
②レンガ又は壁に接着剤をつける。
③レンガを貼る。
これだけです。
レンガを貼る上での注意点・ポイント
手順は特に説明するほどでもないほど簡単なので、施工上での注意点や綺麗に仕上げるコツやポイントをご紹介致します。
レンガは交互に貼りましょう
普通のレンガ積みでは、強度を考慮した上で目地が一直線にならないようにレンガを交互に積んでいきます。
貼りレンガの場合は強度は関係ないですが、普通のレンガ積みと同じにする事でより自然なレンガ調になります。
目地の幅は均一にしましょう
まず、前提として、レンガとレンガの間は5mm〜1cmほど空けて目地を作りましょう。
そうする事でより自然なレンガ貼りになります。
そして、目地の幅は必ず均一に揃えましょう。
ここを気をつける事で仕上がりに大きな差が出ます。
貼る前の壁は綺麗にしましょう。
壁にゴミが残ったまま貼ってしまうとレンガが剥がれてしまいます。
レンガを貼る前に必ず貼る箇所の掃除をしましょう。
又、水拭きをした場合は水が乾いてから貼っていきましょう。そうしないとレンガが剥がれてしまいます。
枚数が少ないなら散らして貼りましょう。
予算の関係などで少ない量しか用意できずに全面に貼れない。なんて時は連続して貼る必要はありません。
レンガの貼る箇所を散らす事で、全面貼った時とは違った味わいになります。
POINT!
レンガは多少大雑把にやっても味になるので思い切りよくやりましょう!!
番外編・目地を入れよう
レンガの目地を空けて貼った場合は目地に目地材と呼ばれる物を詰めた方が綺麗な仕上がりになります。
最近ではいろんな色の目地材が手に入りますので、理想のデザインにすることができます。
目地材の入れかた
目地材は粉末の状態で売ってる物とチューブに入ってるタイプに別れます。
<粉末タイプの場合>
①袋に書かれた分量で水と混ぜる
②コテやハケで目地を詰める
③乾く前にレンガについた目地材を拭き上げる。
④乾いたら完成!
<チューブタイプの場合>
①そのまま目地に目地材を流し込む
②目地を整える
③乾く前にレンガについた目地材を拭き上げる。
④乾いたら完成!
POINT!
どちらもしっかり汚れを拭き取る事が綺麗に仕上げるコツです!
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
貼りレンガは誰でも簡単に出来て費用も安いので、DIY初心者の方にもオススメです!
レンガ積みはちょっと難しいな。と思う方でも簡単にできると思います。
レンガ積みに挑戦する前に貼りレンガでレンガの雰囲気がお家やお庭に合うのか見てみる。なんて使い方もできます。
本当に特にデメリットらしいデメリットも思いつかないくらいなので、ぜひ皆様も試してみて下さい!
グリプラでも貼りレンガ施工は行なっておりますので、何かわからない事や気になる事がございましたらお気軽にご連絡下さい。
それではまた次回!
ありがとうございました!