パーゴラって何?目的やメリットとデメリット!

はじめに

みなさんこんにちわ!

神奈川県横浜市旭区の造園会社(株)グリーンプランニング(グリプラ)が定期的に掲載しているグリプラコラムです。

当コラムでは、実際にお客様から寄せられたお悩みを基に、お庭に関するお悩みを解決するべく書かせて頂いております。

今回のテーマは「パーゴラって何?」という事で、「パーゴラの目的やメリットデメリット」についてコラムを書かせて頂きたいと思います。

お庭を彩るうえでウッドデッキやウッドフェンスは欠かせない存在になってきていますよね。

そんな中で、「パーゴラ」という言葉は聞いた事があるでしょうか?

「パーゴラ」もお庭を彩る上でとても効果的な役割を果たしてくれます。

そんなパーゴラについて簡単に説明していきたいと思いますので、知っている人も知らない人も読んでいただければと思います!

それではよろしくお願いします!

この記事はこんな方にオススメ!

・はじめてパーゴラって聞いた。

・パーゴラについてもっと知りたい。

・パーゴラのメリットデメリットが知りたい

パーゴラとは?

まずはパーゴラとは何なのか?についてご説明いたします。

パーゴラ(pergola)は、住宅の軒先や庭に設ける、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚。日陰棚(ひかげだな)、つる棚緑廊(りょくろう)のこと。日本では藤棚(ふじだな)が一般的である。建築用語のひとつ。

パーゴラとは、もともとイタリアでぶどう棚をさした言葉。それがテラスの上部に組む棚をさす意味となり、植物をはわせることによって日陰をつくり、ティータイムなどを楽しむくつろぎの場となったり、ガーデニングの立体的な景観を楽しむものとなったといわれる。

Wikipediaより引用

元々はイタリアでぶどうを飼育する上で作られた葡萄棚のことを指していました

それが近年では、ガーデニングなどにも用いられて、ブドウや植物などを這わせなくても「パーゴラ」と呼ばれる様になりました。

ウッドパーゴラが一番一般的ですが、最近では様々なメーカーさんがアルミやウッド風樹脂でパーゴラを作っています。

その為、いろんな種類でいろんな楽しみ方ができる様になりました。

最近では屋根付きのパーゴラも流行っていますが、基本的には屋根の無いものをパーゴラと呼びます。

「パーゴラ」はどんなものかというと・・・

公園のパーゴラ

皆さんも公園でこの様な形の休憩所を目にした事があるのではないでしょうか?

このベンチの上の屋根の様な形をしているのがパーゴラです。

「パーゴラ」という名前を知らなくても意外と身近な存在ですね。

パーゴラを建てる目的・理由

これは後述のメリットと重なる点もあるのですが、パーゴラを建てる目的や理由としては大体この中のどれかに当てはまると思います。

植物を這わせる為

前述のWikipediaにもある通り、元々はぶどうを這わせる為に作られたものです。

ぶどうやバラ、日本では藤などの這って育つ植物を這わせて育てる目的でパーゴラを作成するのが一般的です。

植物を這わせたパーゴラ

植物を這わせる事でこんな様なデザインにすることもできます。

桜を這わせたパーゴラ

桜の樹の下にパーゴラを設置する事で、こんなに風情のあるデザインにすることもできます。

様々な植物との相性が良いパーゴラは、「立体的に植物を楽しみたい。」という方にも最適です。

日よけ・日陰が欲しい

次にパーゴラを建てる目的として多いのが「日陰を作る目的で建てる」では無いでしょうか?

公園のベンチの上に建つパーゴラの様に、「適度な日陰が欲しい」時にはパーゴラが最適です。

パーゴラは基本的には屋根が無いので、完全に日陰になるのではなく、適度な日陰になります。

大きな公園のパーゴラ

完全に日陰にするのでは無く、適度に日陰にする事で明るさと機能性を兼ね備えたデザインにする事ができます。

完全に日陰にしたい場合や、雨を防ぎたい場合には屋根をやルーフを付けるのが一般的です。

お庭のデザイン・景観のために建てる

パーゴラはガーデニングやお庭の外構工事をする上で、デザインの為だけに建てられることもあります。

お庭に何か立体的なデザインが欲しい時や、ちょっとしたアクセントが欲しい時などにも用いられます。

少し変わった形のパーゴラ(グリプラ施工例)

こちらのパーゴラは植物を這わせる為でも日陰が欲しいわけでも無く、デザインの為に建てられています。

この様に、様々な形にする事でお庭を彩る事ができます。

パーゴラを建てるメリット

こちらも目的と重なってしまいますが、パーゴラを建てるメリットをご紹介します。

植物を這わせる事が出来る

先ほども説明した様に、元々葡萄棚として活用されていた様に様々な植物を這わせて楽しむ事が出来ます。

藤のように木に巻きついて花が枝垂れるような植物を育てるにはパーゴラが不可欠になってきます。

適度な日陰が出来る

パーゴラを作る事で、適度に日陰を演出する事が出来ます。

あくまでも屋根をつけない前提なので、完全な日よけにはなりませんが、適度に日光と日陰の両方を楽しむ事が出来ます。

お庭の外観を整える

お庭にパーゴラを建てる事で、立体的なデザインの演出ができます。

植物や日陰の為だけでなく、お庭のデザインの為だけにパーゴラを建てるのも、お庭を彩る上ではとても効果的です。

積雪が多い地域には最適

積雪が多い地域に屋根付きの物を建ててしまうと、雪の重みに耐えきれず倒壊してしまったり、雪が積もって雪下ろしが大変になります。

しかし、屋根のないパーゴラであればその心配もないので、積雪の多い地域でも楽しむ事が出来ます。

パーゴラのデメリット

パーゴラのデメリットについてもご説明していきたいと思います。

完全な日陰が欲しい時には向かない。

日陰を完全に作りたい場合にはパーゴラは向きません。

あくまでも屋根がなく適度な日差しが入るのがパーゴラの良い点ですので、完全に日陰にしたい場合にはパーゴラだけでは最適ではありません。

雨避けにも向かない。

パーゴラは基本的には屋根がないので雨よけにも向きません。

雨よけを重視するのであれば、最初から屋根のある物やルーフを使用することをお勧めします。

ウッド製なら手入れが必要

ウッドでパーゴラを作ったのであれば、定期的に塗り直しなどのお手入れが必要になってきます。

最低でも年に一回は塗り直しが必要な為、忙しい方や手入れが面倒と感じる方には向きません。

※以前、ウッドのお手入れについて書いたコラムがあるので、そちらを読んでいただければウッドのお手入れの方法がわかります。

「ウッドデッキ・ウッドフェンスの正しい手入れ(塗装)の仕方と注意点」

POINT!

基本的には大きなデメリットは無いのですが天候に左右されやすい。という点が魅力でもあり、一番のデメリットとも言えます。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?

パーゴラについて知っている方も知らなかった方もパーゴラの基本的な事がおわかりいただけたかと思います。

適度な日陰を作り、お庭を彩ってくれるパーゴラは素敵なお庭を作りあげる上では欠かせない存在とも言えます。

また、公園などに設置されているように、ベンチとの相性は機能面とデザイン製を考慮した上でも最適です。

お庭にベンチがあってパーゴラがない方はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?

グリプラでもパーゴラの設置は承っておりますので、何かわからない事や気になる事がございましたらお気軽にご連絡ください!

このコラムがお庭作りの手助けになればと思います!

それではまた次回!

ありがとうございました!

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