効果的な雑草対策「エコグローブ」施工って知ってますか?
はじめに
こんにちは。グリプラコラム第一回目です。
グリプラコラムとは、横浜の造園会社グリーンプランニング(グリプラ)が発信するお庭のコラムです。
皆さんのお庭のお悩みを解決すべく、お庭造りに役立つ情報などをお届けしたいと思います。
定期的に更新致しますのでよろしくお願い致します。
エコグローブって知ってますか?
コラム第一回目は「エコグローブ」についてです。
造園業界では近年主流になって来ているエコグローブですが、意外と知らない方が多い!
お客様にご提案しても、8割方「何ですかそれ?」と言われます。
ですが、エコグローブ施工にはメリットがたくさん!
コンクリートよりお手軽で、効果的に雑草が生えないようにできるエコグローブ施工。
そんなエコグローブのメリット・デメリット。特徴について、エコグローブ施工を何十軒もこなしたグリプラがご説明させて頂きます。
この記事はこんな方にオススメ!
・エコグローブを全く知らない。
・聞いたことはあるけどよく分からない。知っているけどもっと詳しく知りたい。
・安く効果的に雑草が生えないお庭にしたいと考えている。
エコグローブって何?
エコグローブとは、、、
良質な真砂土を主原料とした自然舗装材
わかりやすく言うと、綺麗な土を原料とした天然由来の材料ですよ。って事ですね。
造園会社様によって、「真砂土舗装・真砂土施工」と言われたりもしますが、意味は同じです。
「エコグローブ」と言うのは商品名でもあるので、真砂土舗装で使われる材料がエコグローブ。と思っていただければ問題無いです。
一番簡単に言ってしまうと”固まる土”です。
エコグローブの特徴
エコグローブはしっかり固まりますが、土を主原料としているので水を吸収・浸透させるのが大きな特徴です。
なのでコンクリート舗装とは違い、水が溜まるようなことは滅多にありません。
また、施工方法が比較的簡単なのも特徴の一つです。
最近ではホームセンターにも置いており、自分で施工される方も増えて来ていますね。
仕上がりも原材料が土という事もあり、自然の風景にもマッチする。と言うのも特徴に挙げられます。
どんな時に使うの?メリットと使用用途
エコグローブの主な使用用途として一番多いのは、
やはり「雑草を生えないようにしたい」と言う雑草対策を目的として使用する事が一番多いです。
雑草対策に最適
エコグローブは雑草対策に最も効果的です。
例えばこんな場合、
雑草を毎回抜くのも大変だし、効果的に雑草を生えなくできないかしら・・
エコグローブ施工をする際はこのようなお問い合わせが一番多いです。
コンクリート舗装と同様に、土の上に施工をしますので雑草は生えてこなくなります。
また雑草を生えなくさせる際の手段として除草剤も挙げられますが、除草剤だと散布の仕方を間違えると大変なことになる恐れがあります。
枯らせたくなかった花も枯れさせてしまったりと、意外とピンポイントに使うのは難しいです。
その点、エコグローブであれば雑草が生えなくさせたい所に施工するだけなのでピンポイントに雑草対策ができます。
コンクリート舗装より自然に合うデザイン
エコグローブは基本的にベージュやブラウン系の色味になります。
こんな場合も、
コンクリート打ちだと庭の風景に合うかなぁ・・・
完全に雑草対策をしたい場合はコンクリート舗装が一番効果はありますが、やはり殺伐とした雰囲気になってしまうのは否めません。。
その点、エコグローブは土を主原料としていますので、自然の風景にもマッチします。特に和風のお庭にはよくマッチします。
コンクリート舗装より予算が抑えられる
エコグローブ施工する際はこんなお声も多いです。
コンクリート舗装をしたいけど予算がオーバーしちゃうなあ・・・
やはり、コンクリート舗装にはそれなりの材料費・人工・手間がかかってしまいますので、思ったより高いんですね!なんて事も少なくありません。
その点、エコグローブ施工はコンクリート舗装と比べると材料費も手間も抑えられますので、全体的な費用を抑えられます。
おおよそ、コンクリート舗装と比べて3分の2程には抑えられ、場合によっては半分程の予算で済む場合もあります。
その他のメリット
上記以外のメリットもご紹介致します。
水はけが良い(吸水性)
自然由来素材を使用しているので水を吸水します。なのでコンクリートと違い水が溜まる心配がございません。
施工が比較的簡単
しっかりとした手順さえ踏めば、比較的簡単に手軽に施工ができます。
なので、お客様ご自身で施工される方もいらっしゃいます。
取り壊しも比較的簡単
長く住むお庭だからこそ、一度コンクリートを打った後に「やっぱり花壇にしたいから土に戻したいな。」なんて事も少なくありません。
そんな場合、コンクリートですと大掛かりになってしまうので費用もかさみます。
しかし、エコグローブですと取り壊しの際も比較的簡単に出来ますので、気軽に取り壊す事も可能です。
デメリットと注意点
ここまで読んでいただい方には、エコグローブは万能の様に感じられるかもしれませんが、デメリットもございます。
コンクリートと比べると耐久力は弱い
エコグローブはしっかり固まるので人が乗ったり歩いたりしても何の問題もありません。
しかし、車や重い物が乗る可能性のある所に施工するのはお勧めしません。
最初は車が乗っても大丈夫かもしれませんが、長い目で見たらそこまで耐久力はないのでお勧めしません。
人が乗るくらいであれば問題ないので、駐車場以外での使用をお勧めします。
コンクリートより壊れやすい
こちらはメリットであり、デメリットでもあります。壊しやすいという事は壊れやすいという事でもありますね。
エコグローブの耐用年数はあまり明確な基準がなく、およそ5年〜10年と言われていますが、施工時にしっかりと手順を踏まないと3年程で割れや欠けが出ます。土地柄や使用用途によっては1年で割れてしまった。なんて事もあります。
グリプラでの施工例
文章だけではイメージがしづらい方の為に施工例のリンクを貼っておきますので宜しければご覧下さい。
まとめ
ここまで読んで頂きありがとうございます。
今回は意外と知らない、エコグローブについて書かせて頂きました。
エコグローブ施工は知らない方が多いだけで、かなりメリットの多い施工方法です。特に雑草対策には最も適した施工方法と言えます。
デメリットもありますが、使用用途・予算・使用方法をよく考えてご検討してみてはいかがでしょうか?
何か分からない事や気になる事がございましたら、コメントやお問い合わせフォームからお気軽にご連絡下さい。
ありがとうございました。
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